ファンディール株式会社

事業内容
原子力
1979年のスリーマイル島 (TMI) 事故以降、同じような重大事故を二度と繰り返さないために、 アメリカの原子力業界は根本的な改革に取り組み、保全マネジメントの体系である SNPM (Standard Nuclear Performance Model) を確立しました。

このモデルは、アメリカの電力業界の自主的安全規制機関であるINPO(原子力発電運転協会)による 安全対策の規範になるとともに、IAEA(国際原子力機関)やWANO(世界原子力発電事業者協会)等の 国際機関にも影響を与え、原子力発電の保全管理の事実上の世界標準になっております。
また、火力や風力を含む発電全般及び送配電等の電力設備保全の共通業務モデルの参照モデルにもなっております。 私共 は、設備のオーナー様のお立場に立って、SNPMを典拠とした電力設備保全の業務改善の コンサルティングサービスを提供いたします。
  • サービス
  • ◆ 電力設備保全の海外調査支援サービス
    ◆ 電力設備保全のベンチマーク評価支援コンサルティング
    ◆ 電力設備保全へのEAM システム導入支援コンサルティング
    ◆ 電力設備の保全管理簡易診断サービス
  • 研究活動
  • ◆ 国際ロジスティクス学会
     
サービス
◆ 電力設備保全の海外調査支援サービス
これまでの経験ノウハウ及び提携しているアメリカの提携コンサルタントを活用し、貴社の海外調査をお手伝いします
  1. 海外出張支援:訪問先の調整、同行支援等
  2. 海外文献調査:海外文献の翻訳、分析等
  3. Q&A支援:アメリカの専門コンサルタントへのQ&A支援、翻訳等
◆ 電力設備保全のベンチマーク評価支援コンサルティング
貴社とアメリカの電力会社との保全業務のベンチマーク評価作業を支援します。業務シナリオ毎に、業務プロセス、組織、KPI、手順書等、多角的な比較評価を実施します
◆ 電力設備保全へのEAM システム導入支援コンサルティング
設備保全業務をIT支援するEAM (Enterprise Asset Management) システム導入プロジェクトにおける業務改善および業務設計を支援します
◆ 電力設備の保全管理簡易診断サービス
アメリカの電力設備保全業務をご理解いただき、貴社の業務との違いを簡易に診断いたします。診断表は、これまでの弊社のコンサルティングのノウハウを集大成して作成しております
  1. 企業資産管理成熟度診断サービス
  2. 保全管理ベンチマーク診断サービス
  3. EAMシステム導入・活用診断サービス

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研究活動
◆ 国際ロジスティクス学会
SOLE (Society of Logistics Engineering, 国際ロジスティクス学会)日本支部RAMS(※)研究会の中で、 「メンテナンス」をテーマに研究会活動を行なっております。
※RAMS=Reliability, Availability, Maintenability, Supportability or Safetyの略
◆ 今期の活動テーマ
近年、ISO9000シリーズ、ISO14000シリーズに代表されるように、「マネジメントシステム規格」の国際標準化が活発に行なわれている。 「メンテナンス」に関係する国際規格として2002年9月に公布された「鉄道RAMS規格 (IEC62278)」があるが、 WTO/TBT協定及び政府調達協定の発効により、国内及び海外への鉄道システム輸出に大きな影響を与えている。
鉄道RAMS規格は、特に鉄道システムの製造企業が関係する規格であるが、電力,ガス,水道,鉄道,道路,空港,石油等の設備運用企業が 特に関係する規格として、「アセットマネジメント規格 (ISO55000シリーズ)」のISO規格化の活動が本格的に開始されている。 この規格は、2004年に公布され2008年に改訂された、英国の「アセットマネジメント規格 (BSI PAS55)」を母体として標準化が図られるが、 2014年第一四半期に公布される見通しである。
BSI PAS55は、1988年6月に発生した北海油田のガス爆発事故を教訓に、同じような事故を繰り返さない目的で、企業に求められる マネジメントシステムへの要求事項を規定した側面がある。 昨年の3月11日に発生した福島第一原子力発電所の重大事故の安全対策強化の観点から、当該規格と設備保全の関係を研究する。
◆ SOLE 日本支部機関誌 LOGIBIZ 投稿記事
  • 第1 回 『作業指示書を軸とした保全作業管理』  2008年10月号
  • 第2 回 『原子力発電における保全業務革新』   2009年7月号
  • 第3 回 『原子力発電における保全業務革新』   2010年10月号
  • 第4 回 『アセットマネジメントと保全業務革新』  2012年7月号
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